民衆呼び出しボックスに久しぶりに入ってみました

一体全体減ってしまいましたね、民衆テレフォン。旅立ち中にスマホの充電がなくなってしまったので、テレフォンボックスを探しました。大通りを行けば現れるだろうと小気味よく考えたのがミスで、10分け前ぐらい歩いてやっと採掘。中に入って驚いたのは、そのきれいさ。テレフォンボックスといえば、いぶかしいお売り場のチラシや名刺やシールが辺り一面に貼られていたものですが、今はまるっきり何もありません。使い手がいないから、貼っても効果がないということでしょうか。本当にきれいなほうがいいですけど、まさか寂しいかな。テレフォンボックスで思いだすのは、村上春樹ちゃんの「ノルウェイの森」のラストシーン。キャラクターのワタナベノボルはテレフォンボックスから緑ちゃんに電話をかけます。そして電話をしながら、「ここは果たして何処です」と思うのです。テレフォンボックスという異残余がかしこく活かされているステージだ。でも「ノルウェイの森」のフォトエディションでは、テレフォンボックスではなくて、下宿のテレフォンになっているのです。なんで一変しちゃったのかな。自分としては納得いかないだ。テレフォンボックスでロケするぐらい簡単な対応なのに。